「わたしのために自分の命を失う者は、それを救う」(ルカによる福音書 第 9 章 ) (whoever loses their life for me will save it)
2025-10-23


24 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのために自分の命を失う者は、それを救うであろう。
25 人が全世界をもうけても、自分自身を失いまたは損したら、なんの得になろうか。(ルカによる福音書 第 9 章 )

24 For whoever wants to save their life will lose it, but whoever loses their life for me will save it.
25 What good is it for someone to gain the whole world, and yet lose or forfeit their very self?

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イエスがひとりで祈っておられたとき、弟子たちが近くにいたのでイエスが彼らに語った言葉です。

イエスを信じて、イエスに反対する権力者に命を狙われても、命をかけてその信仰心を守った者は、逆にその信仰心によって命を守ることになる。神様や天使が霊界から、この世の信徒を守ってくれる。そのように、命をかけてイエスを信じるのが本当の信仰心です。

この世は、神様が霊界から霊的エネルギーを使って作ったものであり、いつでも神様はこの世の出来事に関与できる。神様の一人子のイエスを信じる者は、神様から愛され、彼らの命を救うためなら、神様は霊界からこの世にその力を発揮させる。そして、人々の運命に干渉し、奇跡も起こすことができる。このような、強い信仰心が必要なのです。

また、自分を殺そうとする者に妥協して、自分の命を救おうとする者は、神様から見捨てられ、自分の命を守ることもできなくなる。悪魔はイエス・キリストの教えが広まるのを妨害して、イエスに従う者を殺害しようとしている。しかし、神様が霊界から、そのような信徒を救ってくれる。また、悪魔に対抗して、死を恐れることなくイエスを信じた者は、神様によって救われるが、悪魔を恐れてイエスへの信仰心を捨てた者は、神様の加護を失い、結局、悪魔の悪だくみで自分の命を失うことになる。悪魔は、どこまでも人を滅ぼそうとしている。神様への信仰を捨てて、悪魔に従った者ですら、やがて悪魔に滅ぼされる。

つまり、自分の命を救おうとする者は、結局、自分の命を失い、自分の命よりもイエスや神様への信仰心を大事にする者は、天から神様の救いの力がやってきて、自分の命を救うことになる。要するに、イエスや神様への信仰心か、悪魔によって殺されるかという選択です。

この世の物質界で何を得ても、霊界で永遠の命を与えられなければ、無意味です。この世で、悪魔に従ってどんな富裕層になっても、霊界で地獄に落ち、霊的な生命を失えば、永遠の死となり、全ては無に帰すのです。この世で得た富は霊界では無力です。たとえ、この世で肉体的な命を失っても、その信仰心によって霊界で永遠の命を与えられれば、人は救われるのです。

信仰心は、この世だけのものではなく、霊界に通じるものなのです。
[道徳・平和]
[霊性・神性]

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